電子遊技機工業協同組合では1月16日、都内『グランドアーク半蔵門』において新年懇親会を開催した。
寺尾文孝専務理事は「昨年は、当初期待された新基準機適合機に対する短期間内の大量の集中需要は見られず、かえって最近では設置台数の減少、ファン人口の減少など低迷傾向がささやかれ、パチスロ産業をめぐる環境は、昨年にも増して厳しいものがある」と述べ、困難な事態を乗り越えるべく、魅力あるパチスロ機の開発に取り組まなければならないと呼びかけた。
また同組合が昨年中に重点的に取り組んだ事項として「不正に強い遊技機造り」と「ゴト行為への適切な対応」の2点については順調に推移し、大きな効果を上げていることを明らかにした。挨拶では今年も引き続き不正防止のための活動を行うとともに「魅力ある事業の拡充」などを通じて組合の拡充を推進する意向を示した。なお、同組合の5号機は1月上旬現在で8社31機種が適合している。