静岡県警富士署は10月6日、勤務先のパーラーで特定客に高設定のパチスロを教えて経営企業に損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)容疑で御殿場市の元パーラーマネージャー・小池大介容疑者(31)と、客側である富士宮市の無職、佐野信弘容疑者(42)ら3人を逮捕した、同日付の毎日新聞電子版が報じた。
小池容疑者は5月27日、勤務先のパチンコ店で佐野容疑者に高設定のパチスロを教え、他の男2人に遊技させて経営企業に約15万円の損害を与えた疑い。同署は小池容疑者らが昨年11月〜今年5月にかけて、総額3000万円以上の利益を得た可能性があるとみて捜査している。同報道によると、パーラー関係者を同容疑で立件するのは全国初という。