冒頭、DAXELの栢森秀行社長(ダイコク電機副社長)は、「ダイコク電機グループの総力をあげて開発したのが本機。DK-SISによる分析や20年以上にわたるパチンコ機の制御基板の企画・開発のノウハウに加え、ダイコク電機の子会社であるゲームソフトメーカーの元気(株)の表現力などをすべて注ぎ込んだ」などと挨拶した。
新機種『剣豪』は、元気が開発した同名の純和風剣術アクションゲームがモチーフ。8.8型の可動式液晶画面を搭載した筐体「DX MODEL」を採用し、扉役物と前後に可動する液晶画面の演出が絡み合い、主人公の宮本武蔵をはじめとする剣豪たちの迫力のあるアクションが展開される。
ゲーム性はボーナスと33ゲームの完走型RT「剣豪チャンス」(純増0.7枚/ゲーム)のループを軸としたわかりやすい仕様。ボーナスは青BB(純増最大310枚)、赤BB(同206枚)、RB(同103枚)の3種類があり、各ボーナス後にはRT突入のチャンスゾーン「開眼モード」に移行。チャンスゾーン中に特殊リプレイが成立すればRTに突入する仕組み。また、RT消化後には再びチャンスゾーンに移行し、RTのループも期待できる。ループ率は約50%となる。
その他、技術介入や知識を駆使してフル攻略を図ることで設定1でも出玉率100.5%を実現している点、4号機時代のコアユーザーにアピールできるこだわりのリール制御となっている点、RT回数を呼出ランプ(RT表示に対応している機器のみ)に出力できる点なども特徴として挙げられる。納品は11月23日から開始する予定。