大阪・パチンコ店放火、容疑者を逮捕

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 大阪市此花区のパチンコ店《cross ニコニコ》が放火され、4人が死亡、19人が重軽傷を負った事件で、此花署捜査本部は7月6日、山口県警岩国署に出頭した高見素直容疑者(41)を殺人と現住建造物等放火などの疑いで逮捕した。事件に関して同容疑者は「仕事もお金もなく人生に嫌気が差し、誰でもいいから人を殺したいと思ってやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、5日午後4時15分頃、用意したバケツでガソリンを店内にまき、マッチで放火。客ら4人を殺害、19人に重軽傷を負わせた疑い。

 報道によると、同容疑者は此花区内のホームセンターでガソリン専用の赤いタンクやマッチ、バケツを購入。同区内のガソリンスタンドでガソリンを手に入れていた。同店の隣のビル内や周辺からは、同容疑者が犯行時に使用したとされる赤いタンクや自転車が見つかっている。

 同容疑者は、同店を数回訪れているが、事件当日はパチンコ等をしておらず、過去に店員とトラブルになったこともないという。消費者金融から借金があるといい、逮捕時の所持金は約6万円だった。

 同事件に関して、各メディアは連日、大きく取り上げている。

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