全日遊連が毎月実施している「組合加盟店舗の実態調査」の最新版で、5月と6月の2ヶ月分に関する一括集計結果が7月23日に報告され、「廃業店舗数」から「新規店舗数」を差し引いた「純減店舗数」が2ヶ月連続で拡大していたことがわかった。
純減店舗数は今年2月から4月まで3ヶ月連続で縮小。4月には07年1月の調査開始以来はじめて一桁台の「9」が記録された(最新版では「8」に修正)。しかし今回の報告によると5月は「23」、6月は「39」と、純減幅は拡大を伴いながら推移し、6月末現在の加盟店舗数も1万1787店舗に減少した。
一方、3月、4月と2ヶ月続けて増台し、4月には420万台に回復していたパチンコ機とパチスロ機を合算した設置台数だが、5月には再びに減少に転じ、6月も前月を下回るなど、こちらも2ヶ月連続の減少となった。ただパチンコ機は増台しており、5月は前月比5735台増の288万3537台、翌6月は同240台増の288万3777台となっている。5月のパチスロ機設置台数は前月比7283台減の131万8533台、6月は同8775台減の130万9778台という集計となった。