藤商事、遊技機の販売好調で大幅な増益決算

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 藤商事は5月13日、2009年3月期(08年4月〜09年3月)の業績(非連結)を発表。売上高は前期比40.4%増の568億3900万円、本業のもうけを示す営業利益は同132.2%増の81億5500万円、経常利益は同129.5%増の82億4200万円、純利益は同146.7%増の50億7600万円となり、大幅な増収増益を計上した。

 好業績の要因は主力事業であるパチンコ遊技機事業の伸長。パチンコ機の販売台数は前期比33.1%増の19万4000台、売上高は同37.3%増の550億4300万円となった。期中にリリースした主なパチンコ機は『CRジュラシックパークMAX』(08年7月発売)、『CR暴れん坊将軍3』(08年9月発売)、『CRゴースト ニューヨークの幻』(08年11月発売)、『CR宇宙戦艦ヤマト2』(09年3月発売)など。パチスロ遊技機事業では、発売機種は『パチスロ アカギ』(08年9月発売)のみにとどまったが、販売台数は前期比325%増の5000台、売上高は同346.3%増の17億9600万円となった。

 2010年3月期(09年4月〜10年3月)については、販売計画としてパチンコ7機種(販売計画台数20万台)、パチスロ3機種(同6000台)のPS合計で10機種をリリースする予定。それによる業績の見通しとして、売上高は前期比1.3%増の576億円、営業利益は同1.8%増の83億円、経常利益は同1.9%増の84億円、純利益は同2.4%増の52億円を見込む。

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