平和は5月14日、2009年3月期(08年4月1日〜09年3月31日)の連結業績決算を発表。パチンコ機部門の販売が目標に届かなかったことやパチンコ機部材の評価損を計上したことなどが響き、期初に掲げた売上予想842億円に対し、実際の売上が496億円にとどまったことを報告した。この結果、営業利益は38億円の赤字、経常利益は60億円、当期純利益は17億円となっている。
昨年度のパチンコ機部門の販売実績は、『戦国乙女』『響三姉妹』『いなかっぺ大将』『シティーハンター』など10万9000台。パチスロ機部門は『キャッツアイ』『南国育ち』など6万8000台で、うち『南国育ち』は4万2000台を占める。
なお各業績の前年増減率は07年9月のオリンピア社との経営統合により08年度と09年度の決算報告に連続性がないため表記はされていない。