CWEがコンサル事業、対象は売上高1千億円企業

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 アミューズメント関連事業を手がけるコモンウェルス・エンターテインメント(東京都港区/岡田武社長、略称:CWE)は4月より、パーラー企業に特化したコンサルティング事業「スーパー戦略コンサルティング事業」を正式スタートさせた。対象は売上高1000億円以上のパーラー企業とし、クライアントを最大10法人までに限定。コンサルティング料は最低1億円を目安にする。

 コモンウェルスによると、コンサルティングの内容は店舗の営業面、企業の財務面、人材面の3項目が中心。クライアントとなったパーラー企業の実状を把握したうえで、コモンウェルスが主体となって営業、財務、人材といった各分野のスペシャリストによるプランニングチームを組織し、トータル的なコンサルティング活動を行うという。

 コンサルティング期間は各企業の状況によって変わるが、売上高1000億円以上の企業を対象とし、大規模な経営改革を図ることによって大幅な収益性向上を目指すため、クライアント先を10法人に限定。コンサルティング料は最低1億円に設定した。

 岡田社長は、「厳しい業況が続くなか、あくまでクライアント企業の利益を戦略的に向上させることが最大の事業目的。従来の売上至上主義から脱却し、客数増加を視野に入れながら、いかに営業利益を確保するのか、という多くの企業が抱える課題を抜本的に解決し、数十億円規模のダイナミックな収益性改善を目指したい。それを実現するだけのスペシャリストが揃っており、すでに実績もある。ただ、大企業をクライアント先として想定している関係上、コンサルティングの対象者は企業の経営幹部が中心になる」と主旨を話している。

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