全日遊連が昨年進めていた「2007年度ホールにおける電気使用量等調査」の結果によると、全日遊連傘下の回答のあった全国パーラーの07年度(07年4月1日〜08年3月31日)の総電気使用量は79億8936万3502kWh(キロワットアワー)となった。
調査対象ホール数は1万2298店舗で、回答ホール数は1万51店舗(回答率81.7%)、有効回答は9449店舗(調査対象ホール数1万2298店舗に対するカバー率76.8%)だった。有効回答店舗から集計した総電気使用量をもとに算出したCO2排出量は362万t-CO2で、これを調査対象ホール数に換算した排出量の推計値では471万t-CO2になる。
全日遊連では今後、07年に策定した「環境自主行動計画」に基づき、この07年度の排出量を基準年に、パーラーからのCO2排出削減を目指していく。削減目標は、初年度の08年度の07年度比3%減を皮切りに、09年度・同6%減、10年度・同9%減、11年度・同12%減、12年度・15%減とし、少なくとも最終年度の12年度の排出量を07年度比で15%を削減できていることを最低ラインに据える方針を掲げている。