日本ゲームカードは8月4日、2011年3月期第1四半期(2010年4月1日〜6月30日)決算短信(非連結)を発表。各台計数機能付ユニットの販売が好調に推移し、システム機器の売上高は前年同期比24.7%増の49億2100万円と伸長した。一方、加盟店舗数の減少傾向は鈍化しているものの、増加するには至らず、システム使用料収入は同4.2%減の26億3800万円と微減。また、カード収入も磁気カードを中心に販売枚数が大幅に減少していることから、同12.4%減の10億3600万円と落ち込んだ。
この結果、売上高は87億4700万円(前年同期比8.5%増)、本業の儲けを示す営業利益は8億4700万円(同39.1%増)、経常利益8億2800万円(同35.5%増)、四半期純利益は4億3800万円(同24.8%減)で推移している。
また11年3月期第2四半期累計(2010年4月1日〜9月30日)の業績予想を次のように修正している。
売上高160億円(前回発表予想からの増減率6%増)
営業利益12億円(同71.4%増)
経常利益12億円(同84.6%増)
四半期純利益6億円(同66.7%増)
なお通期業績予想に変更はない。11年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高310億円(前年比5.6%減)
営業利益20億円(同27.7%増)
経常利益19億円(同25.9%増)
当期純利益10億5000万円(同14.4%増)