東大阪のP店グループが約2億4400万円脱税

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 大阪国税局はこのほど、法人税約2億4400万円を脱税した法人税法違反の疑いで、東大阪市のパーラー経営会社「不動ビジネス」とグループ企業3社、それにこの4社の経理を担当していた岡美保子取締役(76)を大阪地検に告発した。産経新聞電子版など有力紙が6月30日付で報じた。

 報道によると告発された岡取締役は08年4月期までの約3年半にわたり役員報酬や退職金、架空の雑損金などを経費に計上。計約8億2300万円の法人所得を隠した疑い。重加算税を含む追徴課税は約3億4700万円とみられるが、4社はすでに申告修正した模様だ。

 岡取締役は「会社存続のため、税金を払うより資金ショートに備えて脱税した」などと動機を語っているという。

 グループ企業3社はラブホテル経営の「大福」、不動産賃貸の「飛翔エステート」、ゲームセンター経営の「寿コーポレーション」。

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