パチスロ再び減台も改善傾向は持続

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 全日遊連の組合加盟店舗実態調査の最新版(5月末現在)が6月29日に公表され、07年1月の調査開始以来はじめて前月比プラスを記録したパチスロ機の全国設置台数が再びマイナスに転じ、前月比1243台少ない125万5867台となっていたことがわかった。

 4月末現在のパチスロ機設置台数は前月比で983台増加。昨年後半から一部ART機を中心にじわじわと広がり始めた人気を追い風に、増台に向けた本格的な反転攻勢への期待感が高まったが、増台はわずか1ヶ月でストップした格好だ。ただ月次の減台幅は今年に入って急速に縮小傾向を強めており、前年09年の月平均増減台数マイナス9527.3台に対して10年の5月までの月平均はマイナス2125.4台で推移。前年のおよそ5分の1に迫る水準まで回復している。

 一方、店舗数も再び前月比でマイナスに転じた。前月4月末の店舗数は前月比14店舗増の1万1630店舗と、今年1月に続いて調査開始から2度目となるプラスが記録されたが、5月末は前月比17店舗減少、1万1613店舗となっている。

 パチンコ機の全国設置台数は前月比605台減の294万5068台。3月の1576台減に続き今年2回目となるマイナスが報告されている。

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