東京都内の巣鴨遊技場組合(堀口信行組合長)では5月19日、社会貢献活動の一環として、社会福祉法人「日本肢体不自由児協会」、社会福祉法人「島田療育センター」、および財団法人「アイメイト協会」へ寄付金を贈呈した。同組合では2005年から同3法人への寄付活動を続けており、今年も各30万円を寄贈した。
都内で行われた贈呈式では、堀口組合長が各団体の代表者に寄付金を手渡した。
アイメイト協会の塩屋隆男理事長は「これまで1119組の(盲導犬と視覚障害者の)ペアを送り出してきた。現在も4名の方が歩行訓練を受けているが、一人でも多くのペアを望む視覚障害者に応えていきたい」と語ったほか、島田療育センターの山川常雄理事長は「当センターは重症心身障害の方々が利用しており、高額な医療機器等の設備が不可欠。ご寄付はそうした機器の設備などに、有効に活用させていただきたい」と述べた。
また、日本肢体不自由児協会の井田千昭常務理事は「毎年ご寄付をいただき感謝に堪えない。手足の不自由な子どもを育てる運動、各種事業に活用させていただきたい」と謝辞を述べた。
堀口組合長は6回目となる寄付活動について「継続することが大事だと思う。3法人とも大変な活動を行っている。寄付額は少額だが今後もできる限り続けていきたい」と語った。
巣鴨組合は、豊島区巣鴨、駒込、南大塚、北大塚で営業する12店舗が加盟している。