パチスロ機の設置台数は比較可能な07年2月から10年3月まで38ヶ月連続で、前月比マイナスで推移していた。ただ月平均の減台幅はしだいに縮小で推移。調査初年の07年は月平均2万5895.1台、08年は同1万4736.7台、09年は初めて1万台を割り込む9527.3台まで改善。今年10年に入ってから4月までの月平均の減台幅は2330台と改善傾向が一段と鮮明になっている。
店舗数も下げ止まりの気配を窺わせている。新規店舗数から廃業店舗数を差し引いた月次の純増減店舗数に、今年1月のプラス5に引き続いて、調査開始から2度目となる“純増”が示された。最新4月は31店舗の新規出店数に対し、廃業店舗数は30店舗、月次純増数はプラス1となっている。今年4月末現在の全日遊連加盟店舗数は1万1631店舗。
一方、パチンコ機の4月末の全国設置台数は、294万5777台。前月3月は昨年11月以来、5ヶ月ぶりに前月比でマイナスとなったが、4月に1万317台増台した。
過去3年間のパチンコ機・月平均増減台数は07年マイナス1606.3台、08年プラス5640.0台、09年はプラス7950.2台。ただ10年に入ってから4ヶ月間の月平均ではプラス4646.6台と、増台幅に縮小傾向が現れている。