重症心身障害児(者)が入所・通所する「島田療育センター」(東京・多摩市)を支援するため、『島田療育センターを守る会』(稲葉憲司代表)では2月9日、都内の地区遊技場組合など46団体から寄せられた平成21年度分の募金557万7974円(同日時点)を同センターに寄贈した。
寄贈を受けて同センターの木実谷哲史院長は「昭和50年から1年も欠かすことなく、ご寄付をいただき、ありがたい。それ以上に、センターの行事に参加していただくなど、お金だけでなく、気持ちで支えていただいてもらっていることを嬉しく思う」と感謝の言葉を述べた。
『守る会』の稲葉代表は、「21年度は46団体からご寄付をいただいた。当会の活動を理解してもらい、協力していただける団体を少しでも増やしていきたい」と今後の抱負を語った。
なお、『守る会』から同センターへの募金総額は、平成21年度分を含め、2億1600万円となった。