北海道森町のパチンコ店経営者、山村岩雄容疑者(54)が、いわゆる自家買い(風営法違反)容疑で大阪府警保安課と北海道警に逮捕されていたことがわかった。逮捕の発表は11月29日。11月30日付毎日新聞大阪版が報じた。
直接の逮捕容疑は11月4日、道内にある今回逮捕された経営者のパチンコ店が実質的に運営する景品買取所で、客が得た景品のプレート286枚を約51万円で買い取ったというもの。報道によると山村容疑者は、「25年前からやっていた。買取所に払う手数料など約4500万円を浮かせた」などと供述しているという。
大阪府警は今年6月以降、大阪市此花区にあるパチンコ店で行われていた遊技機の不正改造事件に関与したグループ8人を摘発したが、このメンバーの供述から今回の北海道の店が割り出されたという。