ユニバーサルエンターテインメントは11月4日、2012年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表。『ミリオンゴッド〜神々の系譜〜』の約7万台の大ヒットに支えられ大幅な増収増益で推移していることを報告した。当第2四半期連結累計期間(2011年4月1日〜9月30日)の売上高は418億400万円(前年同期比263.8%増)、営業利益185億4800万円(前年同四半期は23億9900万円の営業損失)、経常利益220億8600万円(前年同四半期は24億6500万円の経常損失)、四半期純利益204億500万円(前年四半期は36億500万円の四半期純損失)を計上した。
当累計期間中の販売機種は『ダイナミックサンダーV』と『ミリオンゴッド〜神々の系譜〜』のパチスロ2タイトル。また前期に発売した『緑ドンVIVA!情熱南米編』も一部継続販売された。この結果、販売台数の合計は約9万5000台、売上高は405億3900万円(前年同期比292.1%増)、営業利益は217億9500万円(同3445.3%増)を計上した。
一方、同社の持分法適用関連会社ウィン・リゾーツ社(NASDAQ:WYNN)に対する投資利益は36億2600万円を計上している。
ユニバーサルでは業績が好調に推移していることを受け、9月末時点の株主に対し、1株あたり70円の配当を実施することも発表している。
通期連結業績予想は8月24日に発表した上方修正から変更はない。通期連結業績予想は次のとおり。
売上高 685億円(前年比52.2%増)
営業利益 213億円(同304.6%増)
経常利益 264億円(同297.4%増)
当期純利益 246億円(同450.6%増)