セガサミー、「北斗」効果で通期予想を上方修正

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 セガサミーHDは10月31日、平成24年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表。広告宣伝費や研究開発費などの営業費用が見込みを下回ったことなどから前回発表予想が上方修正され、売上高1526億200万円(前年同期比29.9%減)、営業利益151億8100万円(同67.6%減)、経常利益147億1600万円(同68.1%減)、四半期純利益39億8000万円(同83.7%減)で推移している。

 第2四半期累計期間中の主要販売タイトルは、パチンコ機は『ぱちんこCR ALADDIN NEO 小さな皇女と天魔の都』(サミー/販売台数5万7000台)、『デジハネCR北斗の拳 慈母』(サミー/同2万台)、『ぱちんこCR北斗の拳 金色』(サミー/同1万5000台)。パチスロ機は『旋風の用心棒〜胡蝶の記憶〜』(ロデオ/同2万3000台)、『パチスロ怪盗天使ツインエンジェル3』(サミー/同1万2000台)、『銀と金』(タイヨーエレック/同9000台)。

 パチンコ機全体の販売台数は、前年同期比1万6641台(8.4%)減の18万1589台、パチスロ機全体では同14万8633台(73.8%)減の5万2769台となっている。この結果、遊技機事業の売上高は749億1800万円(前年同期比44.2%減)、営業利益は206億3100万円(同56.7%減)となっている。

 一方、通期業績予想の修正も発表。『パチスロ北斗の拳』が当初計画を大幅に上回る16万台超の受注となるなど、パチスロ機の販売台数を前回発表予想の29万台から31万台に修正。パチンコ機は45.5万台から45万台に見直している。売上高は前回発表予想から2.2%減となる4400億円としながらも、営業利益、経常利益ともに上方修正した。

 平成24年3月期の通期業績予想は以下の通り。
売上高4400億円(前年比10.9%増)
営業利益770億円(同12.0%増)
経常利益755億円(同10.8%増)
当期純利益380億円(同8.5%減)

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