また同社は同日付で今回の第2四半期決算の実績と、5月13日に発表していた業績予想とに差異が生じたこともあわせて発表。売上高の実績が前回予想から18.9%下回ったものの、パチスロ周辺機器の販売比重が相対的に高まったことを理由に、利益面では上方修正を実施した。増益率は営業利益16.4%増、経常利益20.8%増、四半期純利益55.0%増。
なお通期業績予想については第3四半期以降に計画する主力製品の販売動向を見極める必要があるため現時点での修正はないとしている。
セグメント業績は、パチスロ周辺機器及びパチスロ機の機器事業全体では売上高35億400万円(前年同期比34.0%減)、セグメント利益は2億8800万円(同57.3%減)。不動産事業では売上高3億2200万円(同25.8%増)、セグメント利益は2億3400万円(同64.1%増)で推移している。不動産事業が大幅な増収増益を計上した点について同社では「賃貸用として前期中に取得した居住用ビル2棟及び商業用ビル1棟が当累計期間にフル寄与したため」と説明している。
通期連結業績予想
売上高 102億円(前年比11.5%減)
営業利益 7億円(同17.3%減)
経常利益 6億7000万円(同17.2%減)
当期純利益 3億円(同41.2%減)