11月16日に都内で開かれたダイコク電機主催の「DK-SISセミナー」で2011年の新台出荷台数の推計値が発表され、パチンコは前年比55万台減の230万台、パチスロは同20万台増の111万台で、PS合算では前年比35万台減の341万台となる見通しにあることが報告された。設置台数は、パチンコは前年比2万台減の314万台、パチスロは3万台増の140万台、PS合算で1万台増の454万台。また新台ベースの回転数は、パチンコは前年比0.17回転減の0.73回転、パチスロは同0.13回転増の0.79回転、PS合算では同0.09回転減の0.75回転とそれぞれ推計している。
一方、2011年の年間総粗利推計(DK-SISを基に算出した業界の総粗利規模)については前年比2300億円減の3兆7300億円に縮小する見通しを示した。
また新台出荷台数に平均購入単価を掛け合わせた2011年の遊技機市場については同900億円減の1兆1000億円と推計。年間総粗利から年間機械購入費(遊技機市場)を差し引いた遊技機利益については同1400億円減の2兆6300億円と推計している。