フィールズ第1四半期、販売減も当初計画通り

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 フィールズは8月4日、平成24年3月期第1四半期(平成23年4月1日〜6月30日)決算短信(連結)を発表。売上高176億3500万円(前年同期比17.4%減)、営業損失2億2500万円(前年同期は営業利益23億4800万円)、経常損失2億6600万円(同経常利益25億1800万円)、四半期純損失2億8400万円(同四半期純利益14億7700万円)で推移していることを報告した。

 当第1四半期中は、パチスロ新機種としては『SAMURAI 7』1機種の販売だったが、前年度第4四半期に販売を開始した『モバスロ ヱヴァンゲリヲン〜真実の翼〜』の当期計上分なども含め、販売台数は前年同期比4396台減の3万6250台となった。一方、パチンコ遊技機では新機種の販売がなく、販売台数は同5万7785台減の7107台。

 この結果、PS・フィールドの売上高は159億7900万円(前年同期比16.8%減)、営業損失は1億4000万円(前年同期は営業利益23億4300万円)となっている。これらに関して同社では、東日本大震災の影響による電子部品の不足などを考慮し、パチンコ・パチスロ遊技機ともに複数の大型タイトルを下半期にシフトするなど、下半期重視型の販売スケジュールを計画しており、当第1四半期に関しても当初計画通りの実績としている。

 なお、通期業績予想に変更はない。平成24年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高1000億円(前年比3.5%減)
営業利益140億円(同6.6%増)
経常利益140億円(同2.3%増)
当期純利益80億円(同6.4%増)

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