主力の情報システム事業では、ホールコンピューティングシステム「CII」の活用を支援する「CIIデスク」をさらに強化。DK-SISデータを使った営業戦略ツール「CII-SIS」の活用を提案し、MIRAIGATEネットワーク、情報公開機器「BiGMO」などを推進したほか、省エネや快適なホール空間の創出を目指したホール環境監視サービスの提供を開始した。この結果、売上高は55億9500万円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は8億1500万円(同19.3%増)となっている。
また、遊技機のハード、ソフトの企画提案などを行う制御システム事業では、震災による半導体供給不足もあり、市場全体の販売機種数は減少したが、販売機種は好調に推移。一方、先行開発による経費が増加したことにより、売上高62億6300万円(前年同期比163.8%増)、セグメント損失3800万円(前年同期はセグメント損失2億1200万円)を計上した。
この結果、グループ全体の第1四半期連結業績は、売上高121億4500万円(前年同期比52.6%増)、営業利益1億8500万円(同201.6%増)、経常利益2億1400万円(同127.7%増)、四半期純損失4800万円(前年同期は2200万円の四半期純損失)で推移している。
なお、通期業績予想に変更はない。平成24年3月期の通期業績予想を以下の通り。
売上高380億円(前年比10.2%増)
営業損失15億円(前年は2億2600万円の営業利益)
経常損失15億円(前年は3億5600万円の経常利益)
当期純損失15億円(前年は3億4200万円の当期純損失)