ナナオ第1四半期、震災の影響を受け減収減益

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 液晶など各種モニターを開発、販売するナナオは7月29日、平成24年3月期第1四半期(平成23年4月1日〜6月30日)決算短信(連結)を発表した。

 コンピュータ用モニターは、東日本大震災の影響を受け、一部材料の入手難による生産活動の停滞により、売上高は前年同期比13.3%減の73億1000万円。アミューズメント用モニターは、震災による電力不足の影響もあり、売上高は前年同期比45.7%減の16億6300万円となっている。

 この結果、グループ全体の第1四半期連結業績は売上高104億9800万円(前年同期比17.0%減)、また、利益面ではアミューズメント用ソフトウェア開発強化のための開発投資を増加させたこと等により、販売費及び一般管理費が増加したため、営業損失2億5600万円(前年同期は5億1500万円の営業利益)、経常損失1億2800万円(前年同期は2億5600万円の経常利益)、四半期純損失1億3600万円(前年同期は1億800万円の四半期純利益)を計上している。

 なお、通期業績予想に変更はない。平成24年3月期の通期業績予想は以下の通り。
売上高610億円(前年比6.4%減)
営業利益20億円(同61.2%減)
経常利益20億円(同62.0%減)
当期純利益12億円(同66.2%減)

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