発表会で同社の大泉秀治副社長は、「本機はARTに特化したタイプでありながら、目押しが不要で誰にでも楽しめる仕様が特徴。当社は今年ハネスロで始まったが、今回の機種も含めて“異色の機械づくり”を目指すオーイズミらしいリリース状況と自負している」などとアピール。その後、同社営業本部特機部の藤岡大介主任が新機種の概要やアピールポイントなどについて説明した。
新機種『デルピエロ』は、「ピエロ」のキャラクターを前面に押し出したオリジナル機。BBやRBといったボーナスは非搭載のART特化タイプで、リール左下の「DELL!DELL!ランプ」が「ペカッ!」と光ればARTが確定する単純明快なゲーム性となっている。
「デルピエロボーナス」と名付けられたARTは、1セット30ゲームで純増枚数は1ゲームあたり約2.0枚とART特化型ならではの高純増。ARTはループ率タイプが採用され、継続率33%の初回セットを突破できれば、それ移行は条件不問で88%の高継続率となる。初回セット突破時で平均11セット(純増約700枚)の連チャンが期待できる。継続はART中に「DELL!DELL!ランプ」が光れば確定という、こちらも分かりやすい仕様。
ARTセット数の上乗せもあり、ART中の次回継続が確定する「DELL!DELL!ランプ」点灯後、5択の押し順ゲームに正解して「赤7」を揃えることができれば、最大5セットがストックされる。
ARTへの突入は高確率ゾーンがカギを握る。ART当選確率1/450〜359の「ノーマルゾーン」中にレアリプレイ(確率1/65)が成立すれば、当選確率が通常時比約6倍の1/90〜55となる高確率ゾーン「ワルピエロゾーン」に移行。さらにワルピエロゾーン中のレアリプレイ成立で当選確率が通常時比約32倍の1/14となる超高確率ゾーン「ドルピエロゾーン」に移行。いずれのゾーンでも「赤7揃い」でARTに突入する。フリーズが発生すれば問答無用でART突入+継続率97%となるプレミア演出も用意されている。
この他にも、ゲームのドキドキ感を高める液晶演出の搭載、シンプルに遊技したいプレイヤー向けに液晶演出機能を停止できる「シンプルモード」の搭載、1G・111G・222G…777Gと予め決められたぞろ目のゲーム数到達後にARTに当選すると初回セットから継続率が88%となるゲーム数振り分け式の天井機能の搭載など、ライトプレイヤーからコアプレイヤーまで、遊技者を選ばないゲーム性となっている。
ARTの初当たり確率は設定1:1/224.4〜設定6:1/165.4、出玉率は設定1:96.6%〜設定6:110.2%、1000円あたりのベースは33.2〜33.7ゲームとなっている。