検印「打刻」偽造容疑で中古機販売業の男逮捕

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 中古パチンコ機の入れ替えに必要な書類を偽造したなどとして、静岡県警磐田署と県警保安課は6月13日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、東京・埼玉両都県の中古パチンコ台販売業の男2人を逮捕した。静岡新聞のネットニュースが13日付で報じた。

 報道によると、容疑者らは東遊商が販売業者からの申請書類に不備がないことを確認した際に、検印として針のような機器で穴を開ける「打刻」などを偽造していたという。「打刻」などを「印章」としてとらえ、同容疑で逮捕されるのは全国で初と伝えている。

 容疑者らは昨年4月中旬、中古機の移動に係る申請書類一式を東遊商が確認したように偽造し、依頼主のパーラーに渡した疑い。同店は県公安委員会に書類を提出し、正規書類として認定を受けたという。

 捜査関係者によると、容疑者らは正規に取得した検定書面の打刻を参考に、別の書類に打刻を施した。県警では動機を、当初提出した申請書類には不備があり審査を通らず、再申請の手続きが遅れればパーラ[の開店予定日に間に合わなくなるため偽造したとみている。

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