パチンコの違法性を訴える議員らが大会開催

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 「パチンコの違法化・大幅課税を求める議員と国民の会」(代表世話人/小坂英二荒川区議会議員)は5月25日、東京都豊島区の豊島公会堂にて同会の設立大会を開催した。

 同会はパチンコ廃絶を目指して小坂議員ら地方議員が中心となって設立したもの。パチンコが違法な賭博であるとの基本スタンスをとる。

 開会の挨拶に立った小坂議員は「一昨年からパチンコの害悪を調べてきたが、パチンコによって日本の国益が損なわれていること、そして多くの犠牲者を出してきていることが明らかになった。多くの政治家がパチンコをレジャーとして放置したままにしているが、これは政治の怠慢。韓国が国民への悪影響を憂慮し、パチンコを全廃したのと同様に、我々が核となって日本を変えていきたい」などと述べた。

 当日は「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」の著者である若宮健氏の基調講演、西村眞悟前衆議院議員による「パチンコ違法化陳情提出に関して」と題した講演、「違法化実現への取組み」をテーマにしたシンポジウムなどが行われた。

 同会では今後、今後は国にパチンコ違法化を明確に求めていく一方、地方自治体にはパチンコへの大幅課税を働きかけていく模様。また、パチンコのテレビCMの全面禁止も訴えかけていくという。

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