都遊協、石原都知事に訂正要請文を送付

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 東京都遊技業協同組合では4月12日付で、東京都知事選挙に伴う石原慎太郎知事の発言に、事実と異なる内容があったとして、訂正要請文を同知事に送付した。

 訂正要請文では、石原都知事の選挙前日の街頭演説及び当選後の記者会見での発言に対し、「そもそも、福島第一原子力発電所の1号機〜6号機の定格電気出力である約470万Kwに対し、東京電力管内の全遊技場約4000店舗での最大使用電力は、約84万Kwであり、瞬間的な数字と、1日あたりの数字を混同されている」と指摘。

 さらに「電気を煌々と…」との発言に対しては、「震災後、都内ほぼ全店でネオン、看板等の終日消灯のほか、空調コントロール、エレベーターの休止等、でき得る限りの節電を実施、さらに計画停電期間は、営業時間の短縮にも取組み、少なくともこれまで、前年比20%以上の削減を達成している」とし、こうした業界の取り組みへの理解とともに発言の訂正を要請した。

 石原都知事は4月10日夜の報道各社のインタビューで、パチンコと自動販売機の電力消費について、「パチンコの電力消費は450万Kw、自動販売機の電力消費も1年間で450万Kw。あわせて1000万Kw近い電力がさほど必要じゃないものに使われている国は日本以外にない」「(パチンコは)じゃんじゃらじゃらじゃら音楽かけて一晩中やっている。1000万Kwはちょうど福島の原発で供給している電力と同じ。こういう生活様式は改めたほうがいい。国は政令を出せばいい。パチンコする人は我慢なさい、自販機がなくても生きていける」などと発言していた。

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