25日の会見で秋山副理事長は県内のホール被害状況について「被害が甚大だった沿岸部では現在までに確認がとれただけでも15店舗が津波にのまれて流されしまった。また今日現在までに35店舗が営業再開のメドがたっていない」と報告した。また今回の大震災を受けて交わされたホール5団体合意に基づき、次の営業自粛策を県下ホールに求めていることを明らかにした。
(1)ネオンや屋外広告塔(ロードサイドの看板含む)等の終日消灯(3月末まで)
(2)テレビ、ラジオ、新聞折込チラシ、メール配信等の自粛(当分の間)
(3)営業時間の短縮(午前10時から午後9時まで)および節電協力(当分の間)
(4)入替申請の自粛(申請再開は5月9日以降とする)
(5)献血活動への積極的な参加
(6)義援金活動の実施(県下全ホールへの義援金箱設置)
一方、会見で西事務局長は同日までに全日遊連に報告されている「営業時間の短縮」に関する地域別の実施状況を説明。札幌方面遊協「午前10時から午後10時まで」。青森県遊協「午前10時から午後9時半まで」。山形県遊協「午前10時から午後10時」と報告した。ほかに東京都遊協でも平日は3時間以上、土・日・祝日については1時間以上の時短営業を申し合わせている。
なお5団体合意に基づく「営業時間の短縮」の対象エリアは東北電力および東京電力管内。札幌方面遊協は対象に含まれないが、自主的に時短営業に取り組んでいる。