ゲンダイエージェンシー、第3四半期は減収減益

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 ゲンダイエージェンシーは1月21日、平成23年3月期第3四半期(平成22年4月1日〜12月31日)決算短信(連結)を発表した。

 主力の広告事業では、業界大手法人の新規獲得に向けた営業活動の強化、テレビCM、ウェブ、モバイル広告等のサービスラインナップを拡充し、積極的な提案活動を展開したことにより、売上高は前年同期比1.0%増の146億4100万円を確保したが、品目構成比の粗利率の低下の影響等からセグメント利益は同0.6%減の20億6500万円となった。また、中古機仲介事業ではシステムの利便性向上、顧客ニーズに応えるサービス開発等を進めたが、流通ルールの変更、新台販売の低迷、入替自粛などによる中古遊技機売買の大幅な減少の影響を吸収しきれず、連結子会社のバリュー・クエスト社における当第3四半期累計期間の中古機売買の成約台数は前年同期比62.4%減の5万6000台、売上高も同58.7%減の4億6800万円と大幅に落ち込んだ。

 この結果、グループ全体の第3四半期連結業績は売上高152億2900万円(前年同期比3.5%減)、本業の儲けを示す営業利益15億3200万円(同19.1%減)、経常利益15億4100万円(同18.6%減)、四半期純利益8億4000万円(同13.7%減)で推移している。

 なお、通期業績予想に変更はない。平成23年3月期の通期業績予想は次の通り。
売上高201億円(前年比2.2%減)
営業利益20億3000万円(同13.7%減)
経常利益20億2000万円(同14.3%減)
当期純利益11億円(同2.0%減)

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