フィールズ、液晶映像ソフト開発企業を子会社化

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 フィールズ(株)(東京都渋谷区・大屋高志社長)は1月14日、パチンコ遊技機液晶表示用の映像ソフトウェア開発を主力事業とする(株)マイクロキャビン(三重県四日市市・田中秀司社長)の株式取得に関する譲渡契約をマイクロ社の親会社である(株)AQインタラクティブ(東京都品川区・許田周一社長)と締結したと発表した。

 マイクロキャビン(MC)はコンシューマー向けゲームソフトウェア開発からパチンコの液晶映像ソフトウェア開発に事業領域を拡大した企業。企画から開発まで高度な品質管理力を強みに、多くの開発実績を残している。

 一方、AQインタラクティブ(AQI)はコンシューマーゲームの企画・開発・販売をはじめ、ネットワークコンテンツ事業、アミューズメント事業など幅広いエンタテインメント領域を手掛ける企業。アミューズメント事業の領域拡大を目指して08年5月にMCの株式を取得していた。

 今回の株式譲渡はAQIから打診を受けたもの。(1)有益なネットワークコンテンツを保有するAQIグループとの関係強化が図れる、(2)パチンコ・パチスロ分野はもとより、フィールズグループが保有するIP(知的財産)やテクノロジーとの連携によるシナジー効果が期待できると判断、取得決議に至ったとフィールズでは説明している。

 株式を取得したMCの資本金は2億2700万円。フィールズは1月14日付でAQIが100%保有するMCの株式のうち85%を取得。MCはフィールズの連結子会社となった。なおAQIはMCの株式15%を引き続き保有する。

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