パラダイス、大規模太陽光発電システムを導入

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 九州各県にパチンコ・パチスロ店「P-ZONE」を全21店舗経営するパラダイス(長崎県佐世保市、山口雄二代表)ではこのたび、自社の保有・運営する大型店の店舗屋上や駐車場に大規模太陽光発電システムを導入することを決定したと発表した。

 同事業は、オムロンフィールドエンジニアリング九州(株)が設計・調達・建設を行う太陽光発電所プロジェクトで、総事業費は約4億円。2012年11月から着工を予定しており、2013年3月末の完成を目指す。

 太陽光発電システムの建設場所は、「P-ZONE筑紫野店」(福岡県筑紫野市)、「P-ZONE諫早店」(長崎市諫早市)、「P-ZONE神埼店」(佐賀県神埼市)の3店舗で、合計約1.5MWの発電設備となる。同設備による年間発電量は1,500MWh(一般家庭の約400世帯分に相当)を見込む。発電電力は全て九州電力に売却する方向という。

 また、店舗屋上を発電パネルで覆うことにより、室内温度の上昇の抑制や空調機の消費電力の削減にも期待できるという。

 パラダイスでは「太陽光発電による環境ビジネスを実現し、再生可能エネルギーの普及を促進することで地球環境並びに社会に貢献していく」としている。

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