店舗減少ペース 震災前の水準へ〜全日実態調査

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 全日遊連は10月24日、組合加盟店実態調査結果(月次)を発表し、9月末現在の加盟店舗数が1万1200店舗を割り込んだことを報告した。

 9月末現在の全日遊連加盟店舗数(営業店舗数)は前月比28店舗減の1万1199店舗。今年2月までは1万1300店舗台にあった加盟店舗がこの半年強の間に約100店舗が減ったことになる。前年同月末比では138店舗の減少だ。

 ただ減少ペースは年々減速している。この月次調査が開始された07年は一年間で約1000店舗が減少、翌08年も約600店舗が減ったが、09年は約300店舗、10年は150店舗と減少幅が縮小で推移。11年は東日本大震災の影響から約200店舗に減少幅が拡大した。だが12年は9月末までに前年(11年)12月末比115店舗の減少と、ここまでは一昨年10年の減少ペースに戻っている。10年は9月末までに前年(09年)12月末比119店舗の減少で推移していた。

 一方、今年9月末現在の遊技機設置台数は、パチンコ機は前月末比6373台減の281万983台、パチスロ機は同2288台増の141万2650台で推移している。パチンコ機の減台は8ヶ月連続。パチスロ機の増台は18ヶ月連続となっている。

 なお9月末現在における前年同月比の増減台数および増減率は、パチンコ機は7万1249台(2.5%)減、パチスロ機は9万7570台(7.4%)増となっている。

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