「Out of KYORAKU」の新ブランド「OK!!」発進

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 京楽産業ホールディングス(榎本善紀社長)は8月28日、新ブランド「オッケー.」の発足にあたり、東京・渋谷の松濤ギャラリーにおいてプレスカンファレンスを開催した。

 新ブランドを立ち上げた背景について榎本社長は、遊技ファンの減少など業界を取り巻く厳しい現況を強調。「ファンが減っているという現状をみると、いまのパチンコでは満足していないのではないか。そう考えると、新しいことにどんどん挑戦し、いろいろな機種を開発していかなければならない。そのためにKYORAKUだけではなく、オッケー.を立ち上げた」と述べた。

 新ブランドのコンセプトについては「Out of KYORAKU」を掲げ、「これはKYORAKUの外の人の力を借りるという意味。新しい血や考え方を取り入れて挑戦していかなければ、新しい結果は出ない」と、従来の枠組みを超えた機械づくりに意欲を示した。またこれまでのKYORAKUブランドは高年齢者向けの色が強かったが、オッケー.ブランドでは若年層の取り込みを意識していくという。

 オッケー.ブランドを企画・開発する株式会社オッケー.は2011年にまさむら遊機から社名変更。初代社長となる山田道幸社長は、「縁があり、社名もオッケー.に変わり、その初代社長に就任することになった。この度、すばらしい機械を出せることを嬉しくおもっている」と挨拶した。

 オッケー.ブランド第一弾は、士郎正宗原作のSFアニメとタイアップした『新世紀ぱちんこ攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』。納品は10月上旬の予定。

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