昨年からスタートした「マルハン World Challengers」は、世界レベルの将来性あるアスリートでも、資金難によって才能が開花する前に競技を断念するケースが多い現状において、世界に挑戦するアスリートを資金面とPR面でバックアップし、スポーツ界の発展に寄与することを目的とした日本唯一の民間アスリート支援策。昨年の第1回で協賛アスリートに選ばれたトランポリンの伊藤正樹選手はロンドンオリンピックで4位入賞を果たしている。
第2回目の開催となる今回は、応募総数657名から書類審査を経て厳選されたファイナリスト14名が公開オーディションに臨み、作家の乙武洋匡さん、スポーツジャーナリストの二宮清純さん、元ラグビー日本代表の大畑大介さん、元女子サッカー日本代表の川上直子さん、元K-1世界王者の魔裟斗さん、マルハンの韓裕社長、藤田進経営企画部長の7名の審査員と来場者約430名の投票によって協賛アスリートを決定した。
協賛アスリートに選抜された7名は以下の通り。
●本賞300万円
小橋勇利さん(自転車・ロード)
●本賞200万円
鈴木由路さん(ハンググライダー)
●本賞100万円
増田蕗菜さん(セパタクロー)
山本祐揮さん(アームレスリング)
金山英勢さん(リュージュ)
小松正治さん(カヌー)
高橋みなとさん(サーフィン)
なお、審査員賞として、NO EXCUSE(車椅子バスケット/乙武洋匡賞)、山本祐揮さん(アームレスリング/二宮清純賞)、鈴木由路さん(ハンググライダー/大畑大介賞)、増田蕗菜さん(セパタクロー/川上直子賞)、松田干城さん(格闘技/魔裟斗賞)の5名にそれぞれ30万円、今回惜しくも「World Challengers」に選ばれなかった7名にも「Fainalist」として、それぞれに協賛金50万が授与された。
表彰に先だって挨拶を述べた韓社長は「受賞されたアスリートの皆さんには自らが愛する競技、そして自らの夢の実現に向かって頑張ってもらいたい。そして私たちは、皆さんの活動をより多くの人々に伝え、夢に向かって努力することの偉大さを伝えていきたい」と締め括った。