シーグリーンは東京、大阪、名古屋の3都市でホールエグゼクティブセミナー2012を開催。今回は社会環境、法運用などパチンコ業界を巡る環境が激変する中でいかに生き残っていくかというテーマについて、マーケティング、組織論、ゲージ技術論という3つの視点から各氏が講演を行った。
7月12日の東京会場では第二営業部・堀川和映顧問、バイタルノット・岩本鐘太代表取締役、トータル・ノウ・コネクションズ・高橋正人代表取締役の3氏が講師を担当。
第1部では堀川氏が、「生産年齢人口の減少や若年層の嫌消費傾向といった社会要因、大手法人による市場(売上)の寡占という環境は避けられない現実」と前置きした上で、「顧客のセグメント」「価値の提案」「伝えるためのコミュニケーション」等の重要性を解説。「価値を認めてもらえないものを提供してもしょうがない」と断じるとともに、価値の伝達、聞き取りを同時に行える手法としてシーグリーンの提供するiPadアンケートを紹介した。
また第2部では岩本氏がしっかりと機能する組織作りについて、現場への権限委譲のあり方や的確な業務の掌握及び評価法などを中心に解説。第3部ではトータル・ノウ・コネクションズ・高橋正人代表取締役が電チュー賞球1個、2個というタイプが計数面に及ぼす影響を解説した他、今後、環境的にゲージ管理の高度化がより求められる点にも触れた。