フィールズ、次期は過去最高益を予想

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 フィールズは5月9日、2012年3月期の連結決算を発表。第4四半期(2012年1〜3月)に販売したパチスロ機の受注分の一部が次期にずれこんだことなどにより、連結業績は売上高921億9500万円(前年同期比11.0%減)、営業利益85億2700万円(同35.1%減)、経常利益86億6100万円(同36.7%減)、当期純利益59億9100万円(同20.3%減)となった。

 パチンコ機は『CR ayumi hamasaki 浜崎あゆみ物語シリーズ』(ビスティ製)、『CRヱヴァンゲリヲン7』(ビスティ製)の計2機種、パチスロ機は『SAMURAI7』(ビスティ製)、『旋風の用心棒〜胡蝶の記憶〜』(ロデオ製)をはじめ、 『ラーゼフォン』(ロデオ製)、『ストリートファイターIV』(エンターライズ製)、『ヱヴァンゲリヲン〜生命の鼓動〜』(ビスティ製)、『モンスターハンター』(ロデオ製)の計6機種を販売。

 第4四半期に販売した『モンスターハンター』が昨年タイで発生した洪水の影響で一部部材の調達が困難となり、販売台数の一部が次期にずれ込んだことや、第4四半期にビスティブランドで販売を予定していたパチンコ1タイトルが内規変更に対応し、次期投入に変更されたことなどにより、PS事業の売上高は839億5900万円(前年同期比10.8%減)、営業利益は86億6400万円(同32.7%減)を計上。累計販売台数は、パチンコ機は23万3223台(同2万9391台減)、パチスロ機は17万9167台(同3万8492台減)となっている(この数字には代行販売による販売台数も含まれる)。

 次期の業績見通しは、売上高1150億円(対前期比24.7%増)、営業利益140億円(同64.2%増)、経常利益145億円(同67.4%増)、当期純利益73億円(同21.8%増)と過去最高益を予想。京楽産業.との新ブランド「オッケー.」のパチンコ機投入を予定するなど、パチンコ機・パチスロ機合計で48万台(同6.8万台増)を見込んでいる。

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