なお、純利益については、負ののれん発生益など特別利益を33億8200万円計上した一方で、減損損失、のれん一括償却額、特許実施許諾解決金、事業再編損など特別損失を185億7700万円計上した。
パチンコ機事業では、『ぱちんこCR蒼天の拳』、『ぱちんこCR ALADDIN NEO 小さな皇女と天魔の都』、『ぱちんこCR北斗の拳』シリーズなどを販売。低調な市場環境を受けて、パチンコ機全体の販売台数は前年比1万900台(3.2%)減の33万2288台と前期実績よりも若干減少した。
一方、パチスロ機事業では、『パチスロ北斗の拳』、『パチスロモンスターハンター』、『パチスロ旋風の用心棒〜胡蝶の記憶〜』などを販売。タイにおける洪水の影響を受け、一部タイトルの販売スケジュールを見直した結果、パチスロ機全体では前年比1404台(0.5%)減の30万866台と前期実績と同水準の販売となった。
これらの結果、遊技機事業での売上高は2123億3400万円(前年比0.0%増)、営業利益は710億4000万円(同10.5%増)となっている。
次期の業績見通しは、売上高4700億円(対前期比18.8%増)、営業利益660億円(同13.0%増)、経常利益650億円(同11.8%増)、当期純利益400億円(同83.3%増)を予想。パチンコ機においては45万台(同11万7000台増)、パチスロ機は47万3000台(同17万2000台増)の販売を見込んでいる。