セガサミーホールディングスは5月11日、韓国内でカジノ運営、ホテル、スパの経営を行っているパラダイスグループと韓国仁川市エリアにおけるカジノを含む複合型リゾート施設の共同開発を行う合弁会社を設立することについて合意したと発表した。
同社では「カジノを含む複合型リゾート施設の運営事業を新たな収益機会」と捉え、新たに設立される合弁会社に対して、全体の45%を出資する第2位の株主として経営に参画するとしている。
パラダイスグループは、韓国において「Paradise Walkerhill」等のカジノ運営ならびにホテル、スパの経営を行う「Paradise Co., Ltd.」を中核とする観光サービス事業等の複合企業。現在、韓国仁川市エリアにカジノを含む複合型リゾート施設を計画しており、仁川空港公団が所有する国際業務地域をその建設候補地として検討。既に国際業務地域2段階開発事業の事業施行者入札に参加し、優先交渉権を獲得しており、仁川空港公団と契約締結に向けた交渉を行っている。