今年で6回目となる「マルハンドリームカップ」は、全国規模の大会としては唯一オープン形式で行われる軟式野球全国大会。全国のすべての軟式野球チームを対象に、全国を8ブロックに分け、地区ごとにトーナメントを実施し、地区決勝大会、全国大会決勝トーナメントを勝ち抜いた上位2チームが決勝戦に進出。決勝戦後には、優勝チームとプロ野球OBチームによるスペシャルマッチも予定されている。なお、決勝戦及びスペシャルマッチはこれまで東京ドームで行われてきたが、同社が全国に店舗を展開するナショナルチェーンであることから、今回は福岡ヤフードームを使用。今後は全国のドーム球場を使用していくことも発表された。
マルハンの鈴木嘉和副会長は「スポーツを通じて社会に貢献したいという思いから様々な活動を行っている。今年は『進化』をキーワードに、マルハンドリームカップをはじめとしたスポーツ支援にこれまでにも増して力を入れていきたい」と挨拶。続いて、TBSラジオ&コミュニケーションズの入江清彦社長は「マルハンドリームカップやナイター中継を通じて多くの方々に野球の魅力を広く、印象深く伝えていきたい」と述べたほか、地区予選から決勝選・スペシャルマッチまでの大会全体を追いかけた特別番組を来年1月に予定していることも明らかにした。また、プロ野球OBを代表して名誉応援団長の杉下茂氏、応援団長の石毛宏典氏、応援団の槇原寛己氏が大会への意気込みを語った。
なお、参加チームの募集締切りは6月30日。5月27日に大宮健保グランドで予定されている関東地区の開会式を皮切りに、12月23日に福岡ヤフードームで行われる全国大会決勝戦まで熱戦が繰り広げられる。