広島県遊協創立50周年、大衆娯楽の再構築へ

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 広島県遊技業協同組合(池田仁志理事長)の創立50周年記念大会が11月18日、広島市内のホテルで開催され、組合員や関連企業関係者ら約360名が出席した。

 広島県遊協は1963年(昭和38年)6月に創立。池田理事長はこれまでの道のりを振り返り、遊技客や県民、行政関係者らに改めて感謝の念を表明、その上で現在のファン離れ、店舗減少を指摘し、「時代の変遷ではあるが、現在のパチンコ営業の在り方に大きな問題点があるのではないかと思慮する。この50周年は大転換の出発の一里塚と考える。手軽に安く楽しまれる大衆娯楽の再構築をはじめ、社会貢献、青少年の健全育成、暴力追放など、広島県のお役に立つことを組合員一同、一致団結して邁進したい」と決意を新たにした。

 来賓の広島県警察本部生活安全部・山口俊彦部長は「ファンの減少や消費税への対応をはじめ、警察行政面からみても遊技機の不正改造問題や賞品の買取り問題など、業界は多くの課題を抱えている。これらの課題を克服するため貴組合員の皆様が一致団結し、積極的な取り組みを期待する」と挨拶を述べた。

 式典ではその他、50年以上経営を続ける県内組合店舗8店舗、及び永年継続組合員3名を表彰した。また、記念事業として、広島県更生保護協会に400万円、日本赤十字社広島県支部と広島県社会福祉協議会にそれぞれ200万円を寄付した。

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