このフォーラムは札幌方面遊協が主体となって毎年開かれているもので、札幌遊技業協同組合(朴耕成理事長)、札幌遊技業支配人会(河本成銖会長)、日遊協北海道支部(松谷明良支部長)が共催。11回目となる今回は、札幌エリアを中心に全道から過去最高となる約800名のパーラー関係者が参加した。
セミナーでは新台評価専門家のボンペイ吉田氏が「あなたのお店にできる事」をテーマにプレイヤー目線に立った営業の必要性を訴えた他、警察行政による講話も行われた。
行政講話で北海道警保安課の渡部泰光課長補佐は、(1)広告宣伝の適正化の徹底、(2)遊技機の不正改造事犯の絶無、(3)賞品買取事犯の絶無、の3点について言及。とくに(3)に関連して、「近年、道内でホール営業者の自家買いによる摘発が立て続けに5件も発生しており、その後も疑いのあるホールが捜査対象となっている。自家買いはホール営業者が遵守すべき最も重要な規制のひとつであり、業界全体がこの種事犯の絶無に取り組まなければならない」と要請した。
当日はセミナーと並行して業界関連企業による合同展示会も行われ、こちらも過去最高となる計45社が遊技機、周辺機器、景品、エコ関連機器などを出展した。