大阪市の旧「フェスティバルゲート」跡地の再開発計画として発表された同プロジェクトは、名門ゴルフ場「太平洋クラブ」とのスポンサー契約締結、2014年12月開業予定の複合商業施設「マルハン松竹六区タワー」に続く、同社の新プロジェクト第3弾。中期経営計画「チャレンジ2020」において、パチンコ以外の事業で売上1000億円の達成を目標とする同社の「第3の矢」に位置付けられる。
2013年秋に着工、2014年秋に開業を予定する新施設は「ようこそ!韓流ファンの夢の街へ」をコンセプトとする日本初の韓流テーマパーク。約1万4000平方メートルの敷地に、韓国スーパーマーケット・コンビニエンスストア、飲食店、物販店、カルチャセンター、多目的ホール(仮称「K-POPホール」)などで構成される日本最大級のテーマパーク型商業施設を計画しており、年間来場者数300万人、年間売上50億円を見込む。
発表会の冒頭、韓昌祐会長は「4年前に落札してから社内で検討を重ね、最終的に韓流のテーマパークで意見が一致した。単なる商業施設ではなく、音楽、芸術、文化すべての面において、日韓両国の理解、友好に役立つような施設にしたい」と同プロジェクトへの意気込みを語った。