R.D.Sは“Research.Development.Store”の頭文字。文字通り企業の店舗開発担当者が新規出店成功に結びつけるため、共に学ぼうという試み。NSPドクターの講師陣に加え、船井総合研究所より小森勇コーポレートフェロー、島田雄一郎チーフ経営コンサルタントの両氏がゲスト講師として参加した。
勉強会の冒頭ではNSPドクター・曽我部康二会長が挨拶に立ち、会の趣旨を説明。続いて小森氏が「オープンにできる情報を共有していくことで新規出店に失敗することが少なくなるのではないか。日本一レベルの高い集まりにしていきたい」、島田氏が「昔に比べグランドオープンは様変わりしている。グランドオープンで躓いて利益重視の運用が増えるとプレイヤーが残念な思いをし、市場を悪い流れにしていると感じている」とそれぞれ挨拶。
今回のテーマは東京屈指の激戦区・蒲田を仮想出店候補地に設定してのもので、島田氏が蒲田及びその周辺地域の市場変遷を解説。またNSPドクターの五十嵐修矢専務が「五十嵐不動産」に扮し蒲田駅周辺の仮想物件をセールス。計5ヶ所の出店候補地について物件概要書が配布され、各参加者が興味のある物件に対する出店コスト、利益計画のシミュレーションを行った。