パチスロ販売台数が前年同期と比較して増加したことにより、連結業績は売上高1081億4100万円(前年同期比17.3%増)、営業利益103億1400万円(同21.0%増)、経常利益102億6800万円(同18.6%増)と増収増益を計上する一方、一部の子会社などで特別損失が発生したことから当期純利益は47億2000万円(同21.2%減)となっている。
パチンコ・パチスロの事業展開では、京楽産業.の新ブランド「オッケー.」の総発売元としてパチンコ機の販売を開始したが、パチンコ機の販売台数は前年同期比約13万3000台減の約10万台。一方、パチスロ機は『バイオハザード5』(エンターライズ)がファンから高い支持を得るなど、同約4万90000台増の約22万8000台と過去最高の販売台数となった。
次期の連結業績見通しは、売上高1200億円(対前期比11.0%増)、営業利益125億円(21.2%増)、経常利益125億円(同21.7%増)、当期純利益63億円(同33.4%増)を予想。IP(知的財産)の価値最大化に向けた投資を継続しながら、マーチャンダイジング分野での確実な成長をめざすとしており、とくにパチンコ・パチスロの事業展開では、有力タイトルをはじめとした商品ラインナップの拡充を行うとともに、営業体制の強化を推進していくとしている。