都遊協総代会、「遊べる」環境整備を喚起

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 東京都遊技業協同組合は5月22日、都内ホテルで第45回通常総代会を開催し、平成24年度事業報告、同決算関係書類、平成25年度事業計画、同収支予算など第8号議案までを原案通り、可決承認した。

 総代会に先がけて挨拶した阿部恭久理事長は、昨年の理事長就任時に課題として掲げていたファン人口の回復について、「以前から言われている『手軽に安く遊べる遊技環境の整備』なくして前に進めない」と指摘。『安く』については甘デジや低貸玉営業により、ある程度達成されているとの認識を示したものの、『遊べる』の部分が置き去りにされているとし、幅広いタイプ、スペックの遊技機の登場とホール側の環境整備の必要性を促した。

 行政講話では、警視庁生活安全部の豊島一雄理事官がヘビーユーザー化やのめり込み、依存症などへの対策を要望。さらに、パチスロ4号機が金スロや裏スロなどの賭博に使用されているとして、遊技機の適正な管理の徹底を要請した。

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