「法案提出は参院選後」IR議連が方針

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 議員立法でカジノ法案の成立を目指す超党派議連「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)は4月24日、東京・永田町の衆院第一議員会館で、昨年末の衆院選後初となる総会を開き、最高顧問として安倍晋三総理と麻生太郎副総理の続投を承認。また日本維新の会共同代表の石原慎太郎前東京都知事と生活の党代表の小沢一郎衆院議員を新たに最高顧問に迎えることを決議した。古賀一成会長(民主党)に代わる新会長には自民党の細田博之衆院議員(元内閣官房長官)が選出された。

 細田新会長は、「この議連は超党派でやろうという強い意志を持った方々の集まり。今夏の参院選明け(の法案提出)を目指していきたい」と意欲を語った。

 IR議連が法案提出を目指すのはカジノを含む複合統合リゾート(IRリゾート)の国内設置を推進する「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(推進法案)。IRリゾートの国内設置の推進を政府の方針として明確化する法案で、実際に設置を認める実施法ついては推進法施行後2年以内の制定を目指している。

 同日現在のIR議連入会議員数は140人。内訳は自民党85、民主党23、維新16、公明党8、みんなの党5、生活2、緑の風1。

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