韓国釜山広域市が実施したホテル、エンタテインメント、商業施設からなる最先端複合都市「センタムシティ」開発計画に公募入札していたセガサミーホールディングス(里見治会長兼社長)は1月4日、前日3日に落札したことを発表した。
予定される複合都市の敷地面積は9911.2平方メートル、延床面積は14万8879.34平方メートル。投資金額は、土地取得金額は約1193億KRW(韓国ウォン)、建物投資想定金額は約2722KRW、計3915億KRWが見込まれている(1月4日現在、100ウォン=8.2322円)。
セガサミーHDはすでにカジノを含む複合型リゾート施設事業への参入の方針を表明しており、昨年2月には日本有数のリゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」の買収を実施。5月には韓国内でカジノ・ホテル・スパ経営を行っているパラダイスグループと韓国仁川国際空港国際業務エリアでの複合型リゾートの共同開発で合意するなど、積極的な動きを見せていたが、今回の「センタムシティ」についてもその方針の一環に位置づけている。
「センタムシティ」は今年10月の着工予定。2016年9月の開業を目指す方針だ。