山口県遊協、公益法人等5団体に160万円寄贈

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社会貢献活動の一環として、5団体の代表者に目録を手渡す金理事長(左)。

 山口県遊技業協同組合は6月15日、山口グランドホテルで平成30年度通常総会を開催した。

 総会にあたり挨拶した金栄作理事長は、今年2月の風営法施行規則等の改正を踏まえ、「業界は過去に例のない激動の時代を迎えている」と指摘。その上で、「依存問題への対応や規則改正の流れは、本当の意味での大衆娯楽の原点に立ち返り、そのことを社会に示す最後のチャンスではないか」「大切なことは、変化を恐れず主体性を持って変化に対応すること。社会に受け入れられる大衆娯楽として生まれ変わらなければこの難局を乗り切ることはできない」と強調した。

 来賓として挨拶した山口県警本部生活安全部生活安全企画課の河口雅之課長は、今年5月28日に警察本部と山口県遊技場防犯組合連合会が、地域の安全対策に関する覚書を取り交わしたことに対し謝意を表した。

 この覚書では、傘下組合店舗が防犯カメラを店舗内外に設置するなど防犯環境の整備や、事件事故の通報、子供の車内放置防止対策などに取組むことを定めている。

 河口課長はその他、規則改正に伴い、有効期間の満了した遊技機の適正な撤去など、法令遵守を要請した。

 議事では、平成29年度事業報告、収支決算、並びに平成30年度事業計画案、予算案など、上程した議案を全て可決承認した。

 一方、祝賀会では、社会貢献の一環として、公益事業や社会福祉法人などに対し寄付金を贈呈。公益社団法人山口県防犯連合会、公益財団法人山口県暴力追放運動推進センター、公益財団法人山口きらめき財団、社会福祉法人山口県社会福祉協議会、更生保護法人山口県更生保護協会の5団体に総額160万円を寄贈した。

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