ダイナムのPTB評価、全10分類で最高ランク

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 ダイナムは3月21日、一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(PTB)による第9回評価調査で、評価10分類中全てにおいて最高ランク「AAA」を獲得したと発表した。

 PTBは、パチンコホール企業の社会的地位向上を目指す、業界外の有識者・専門家による第三者で構成される組織。「AAA」の格付けは、「経営管理の仕組みが、上場会社において模範となるレベルに達している」ことを表しており、「AAA」を最高に、「AA」「A」「BB」「B」「C」「D」「−」の8段階で格付けされる。

 評価分類は「ガバナンス」「基本的姿勢」「フレーム」「財務プロセス」「反社会」「社会的要請」「その他法令」「風適法」「労働法」「内部監査」の10分類。

 前年の第8回評価調査では、「社会的要請」の1分類のみ「AA」で、その他の9分類では「AAA」を獲得していたが、今回はすべて「AAA」となった。

 本年度のダイナム評価調査は2016年12月1日〜12月20日までに実施され、各部門責任者・担当者へのヒアリング、規定、マニュアル、帳票類の確認、及びPBTが選出した5店舗へのヒアリングと視察が行われた。

 同社では2005年のPTB設立当初から評価調査を受けており、経営姿勢の開示、コンプライアンス協議会の発足、内部監査規定見直しなど、社内体制の改善に継続して取り組んできた結果、親会社の株式会社ダイナムジャパンホールディングスの香港証券取引所メインボードへの株式上場につながった、としている。

 PTBの社員会社は、ダイナム、夢コーポレーション、ニラク、アメニティーズ、パラッツォ東京プラザ、王蔵の6社。

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