第1次、2次「回収対象機」、8月末の撤去で調整

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 検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機として、日工組が公表していた第1次、第2次「回収対象遊技機」の回収撤去の期限について、業界団体は本年8月末までに回収撤去を終了する方向で調整していることがわかった。日工組が全日遊連などホール団体などに要望している。各団体の合意が得られた後、業界14団体で声明を出す見通し。

 回収対象遊技機の第1次リストは2月10日に、第2次リストは3月2日に公表され、対象は45型式となっている。

 6月中には第3次(最終)の回収対象遊技機が日工組から公表され、年末までの回収撤去が進められることになる。市場に混乱を生じさせないためにもすでに公表されている第1次、第2次「回収対象遊技機」の撤去期限を8月末とし、段階的に回収撤去を進める。

 回収対象遊技機の問題については、4月27日の衆議院内閣委員会の質疑で取りあげられたほか、6月9日の日遊協総会では警察庁の小柳保安課長の行政講話で「年内に撤去対象遊技機が市場からなくなるよう、業界として最善の努力をすべきと考えている」などと回収対象機の年内撤去が要請されていた。

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